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12月19日に開催された中医協総会では「医療DX推進体制整備加算」について議論がなされました。
現在、マイナ保険証の利用率に応じた「医療DX推進体制整備加算」が設定されていますが、支払側委員からは「マイナ保険証利用が基本となった今、役割を終えた」として、加算の廃止を求める声が上がっています。一方で診療側は、医療DXの導入・維持管理やセキュリティ対策に関するコストが医療機関の経営を圧迫しており、医療DX推進を加速させるためには、むしろ評価のさらなる拡充が必要だとして医療DX推進に向けた診療報酬評価に関する考えに乖離が生じています。
医療DXは質の高い医療の基盤として期待される一方、そのコスト負担を誰が負うべきか、次回診療報酬改定に向けて今回の議論を踏まえた検討が進められます。







